強権的指導者の時代 : 民主主義を脅かす世界の新潮流
著者
書誌事項
強権的指導者の時代 : 民主主義を脅かす世界の新潮流
日経BP日本経済新聞出版 , 日経BPマーケティング (発売), 2022.8
- タイトル別名
-
The age of the strongman : how the cult of the leader threatens democracy around the world
- タイトル読み
-
キョウケンテキ シドウシャ ノ ジダイ : ミンシュ シュギ オ オビヤカス セカイ ノ シンチョウリュウ
大学図書館所蔵 件 / 全54件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
プーチンは最初の強権的指導者であり、その原型である。ロシアのウクライナ侵攻が成功すれば、他の強権的指導者も戦争に走るかもしれない。アメリカが支援したにもかかわらずウクライナが敗れれば、中国による台湾攻撃の舞台を整えてしまう可能性さえある。強権政治との戦いに勝つには、相手について理解する必要がある。本書は「強権的指導者の時代」について、主要な3つの問いに答えていく。強権的指導者という潮流はいつから定着したのか?その主な特徴は何か?なぜこの流れが起きたのか?FTのチーフ・フォーリン・アフェアーズ・コメンテーターが、21世紀の地政学的変化を起こす強権的指導者の正体を解き明かす。
目次
- プーチン—強権的指導者の原型(2000年)
- エルドアン—リベラルな改革者から権威主義的な強権的指導者へ(2003年)
- 習近平—個人崇拝の復活(2012年)
- モディ—世界最大の民主主義国家における強権政治(2014年)
- オルバン、カチンスキ—非リベラルな欧州の台頭(2015年)
- ジョンソン—ブレグジット後のイギリス(2016年)
- トランプ—アメリカの強権的指導者(2016年)
- ドゥテルテ—東南アジアの民主主義の侵食(2016年)
- ムハンマド皇太子の台頭とネタニヤフ現象(2017年)
- ボルソナロ、ロペスオブラドール—中南米におけるカウディーリョの復活(2018年)
- アビー・アハメド—アフリカの民主主義への幻滅(2019年)
- メルケル、マクロン—欧州における強権的指導者との戦い(2020年)
- ソロスとバノン—思想的な戦い
「BOOKデータベース」 より