ソーシャルワーク専門職資格統一化のゆくえ : 相模原事件と「日本精神保健福祉士協会」の動向

書誌事項

ソーシャルワーク専門職資格統一化のゆくえ : 相模原事件と「日本精神保健福祉士協会」の動向

樋澤吉彦著

生活書院, 2022.8

タイトル別名

ソーシャルワーク専門職資格統一化のゆくえ

ソーシャルワーク専門職資格統一化のゆくえ : 相模原事件と日本精神保健福祉士協会の動向

タイトル読み

ソーシャル ワーク センモンショク シカク トイウツカ ノ ユクエ : サガミハラ ジケン ト ニホン セイシン ホケン フクシシ キョウカイ ノ ドウコウ

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注記

文献: 巻末169-172p

内容説明・目次

内容説明

ソーシャルワーク専門職の「分立」化を前提とした精神保健福祉士の「職域拡大」志向の様相とは!「津久井やまゆり園」事件後の排他的職能獲得活動、精神保健福祉士の略称の「PSW」から「MHSW」への変更という二つの事象から、概念定義が不明確なままの「社会復帰」を如何なる理路で自らの職域拡大に「活用」しているかを、批判的に検証する。

目次

  • 序章
  • 第1章 「事件」を契機とした精神保健福祉制度の動向その1—「県報告書」と「国報告書」の要点(Uが「事件」に至るまで;「県報告書」及び「国報告書」の要点 ほか)
  • 第2章 「事件」を契機とした精神保健福祉制度の動向その2—「あり方検討会報告書」の趣旨転換の様相(「二五年改正法」成立までの道筋;「事件」前までの「あり方検討会」の議論のながれ ほか)
  • 第3章 「事件」を契機とした精神保健福祉制度の動向その3—「二九年改正法案」に対する「協会」の見解・妥当性(「二九年改正法案」に対する「協会」の対峙の姿勢—見解・要望の検討;当初法案の趣旨前除後の「二九年改正法案」に対する「協会」の是々非々の関与の姿勢 ほか)
  • 第4章 “Psychiatric Social Worker”から“Mental Health Social worker”への略称変更の妥当性その1—精神保健福祉士法制定時の議論の要点(「PSW」から「MHSW」への略称変更議論の整理;「士法」制定の経緯 ほか)
  • 第5章 “Psychiatric Social Worker”から“Mental Health Social worker”への略称変更の妥当性その2—精神保健福祉士法制定時の国会議事録にみる「分業」化の根拠(社会福祉士とは「別建て」の資格を設ける「根拠」及びその「是非」;「士法」制定時に想定されていた精神保健福祉士の「業務」及びその「対象」 ほか)
  • 終章

「BOOKデータベース」 より

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