詩と生命 (いのち) の危機 : 詩の、美しさと深さをめぐる一省察

書誌事項

詩と生命 (いのち) の危機 : 詩の、美しさと深さをめぐる一省察

佐久間隆史著

土曜美術社出版販売, 2022.7

タイトル読み

シ ト イノチ ノ キキ : シ ノ ウツクシサ ト フカサ オ メグル イチ セイサツ

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注記

装幀: 直井和夫

内容説明・目次

内容説明

山間の暗闇に、時として出現する狐火。それは、狐の嫁入りの「提灯」とも言われているが、あるいはもしかしたら、それは、極限にたたされた人間が、その暗闇の中でともす「孤燈」を意味しているのかもしれない。本書は後者の事実に注目し、詩の美しさと深さを追い求めた、反時代的ともいえる注目の書である。

目次

  • 1(詩と存在の喪失—辻邦生の所説を顧みながら;生命の危機と唯美ということ—ニーチェの『悲劇の誕生』をめぐって;詩と生の危機—桃谷蓉子の詩をめぐって)
  • 2(詩的体験の根源を探る—詩と存在の体験;詩の深さと美しさをめぐって—世阿弥・芭蕉の所説を顧みて;詩にとっての新しさと「誠」ということ—芭蕉の、現代の詩に対して持つ意味をめぐって ほか)
  • 3(詩と存在とのかかわりをめぐって—東洋の詩心と思惟の普遍性を探る;洋の東西を貫く詩心—鈴木大拙の所説を顧みながら)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC16250253
  • ISBN
    • 9784812026977
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    243p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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