ボマーマフィアと東京大空襲 : 精密爆撃の理想はなぜ潰えたか

書誌事項

ボマーマフィアと東京大空襲 : 精密爆撃の理想はなぜ潰えたか

マルコム・グラッドウェル著 ; 櫻井祐子訳

光文社, 2022.5

タイトル別名

The bomber mafia : a dream, a temptation, and the longest night of the Second World War

タイトル読み

ボマー マフィア ト トウキョウ ダイクウシュウ : セイミツ バクゲキ ノ リソウ ワ ナゼ ツイエタカ

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内容説明・目次

内容説明

1945年1月、アメリカ陸軍航空軍の対日爆撃司令官ヘイウッド・ハンセルが解任され、後任にカーティス・ルメイが就いた。ルメイは後に同年3月の東京大空襲を含む日本全土への大規模な空爆の指揮を執る。この瞬間に立ち戻り、著者は一晩で10万人以上の命を奪った東京大空襲に至る様々な要因を検証する。精密爆撃を可能にする照準器を発明したオランダ人の天才。ドイツの都市を爆撃したイギリスの司令官。焼夷弾に使われたナパームを生み出したハーバード大学の化学者。そして航空機に戦争の未来を夢想した「ボマー(爆撃機)マフィア」こと米陸軍航空隊戦術学校のリーダーたち—それぞれの思惑を通して空前の殺戮の裏側を描くノンフィクション。

目次

  • 序章 「これではだめだ。君を解任する」
  • 第1部 夢(「ノルデン氏は工場で過ごすことを好んだ」;「慣習にとらわれずに前進する」;「彼は人間らしい共感の絆に欠けていました」;「まごうかたなき信奉者」;「ハンセル将軍は呆然としていた」)
  • 第2部 誘惑(「そんなの自殺行為よ、みなさん、自殺行為」;「もしあなたがわたしの前にひざまずくなら、これを全部あなたのものにしてあげましょう」;「すべてが灰になった。あれも、それも、何もかもが」;「即興的破壊」)
  • 結論 「エアハウスがいきなり、パッとなくなる」

「BOOKデータベース」 より

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