燃エガラからの思考 : 記憶の交差路としての広島へ
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燃エガラからの思考 : 記憶の交差路としての広島へ
インパクト出版会, 2022.7
- タイトル読み
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モエガラ カラ ノ シコウ : キオク ノ コウサロ トシテノ ヒロシマ エ
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内容説明・目次
内容説明
破局の残骸を継ぎ合わせ、核の普遍史に抵抗する連帯の場を開く。「唯一の戦争被爆国」の神話を突き崩す「逆流」(殿敷侃)を芸術に見届け、近代史が集積した広島の今を問う。他者の記憶が行き交う街路を開くために。「震撼させられた者たちの連帯」(ヤン・パトチカ)の可能性を探る『パット剥ギトッテシマッタ後の世界へ』以後の広島/ヒロシマをめぐる思考を集成。
目次
- 序 ベルリン‐ヒロシマ通信
- 第1部 記憶とその造形(殿敷侃の点描;そこに歴史はない—ベルリンからグラウンド・ゼロトしての広島を思う ほか)
- 第2部 記憶の詩学(記憶する言葉へ—忘却と暴力の歴史に抗して;言葉を枯らしてうたえ—吉増剛造の詩作から“うた”を問う ほか)
- 第3部 ヒロシマ批評草紙(“死と再生”を物語る音楽を問う—能登原由美『「ヒロシマ」が鳴り響くとき』書評;“原爆”を読み継ぐことへの誘い—川口隆行編著『(原爆)を読む文化事典』書評 ほか)
- 第4部 記憶の交差路へ(殿敷侃—逆流の生まれるところ;地図の余白から—記憶の交差路としての広島へ ほか)
「BOOKデータベース」 より