生きることの発明
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生きることの発明
(小学館文庫, か2-9)
小学館, 2014.2
- タイトル読み
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イキル コト ノ ハツメイ
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収録内容
- 無限に小さな生
- 生きることの発明
- 括約筋の問題
内容説明・目次
内容説明
誰もが避けて通ることのできない「老い」、そしてその先にある「死」に対して、延命に軸足を置いた現在の医学的なアプローチだけでは、きちんと向き合うことに限界が出てきているのではないだろうか。高齢者という大きな括りでカテゴライズすることは、かえって彼らから目を背けていることに繋がらないだろうか—。そんな思いを抱きながら、逝ってしまった父、そして義父の人となりについて、作者は、慈愛に満ちた眼差しで実に丹念に描き尽くす。読後、あたかも彼らを自分の近しい人のように感じ、悼む気持ちを覚えてしまう三つの作品集。
「BOOKデータベース」 より