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北朝鮮とイラン

福原裕二, 吉村慎太郎著

(集英社新書, 1129A)

集英社, 2022.8

タイトル読み

キタチョウセン ト イラン

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注記

主要参考文献: 北朝鮮: p227-229, イラン: p230-234

関係略年表: 北朝鮮: p235-242, イラン: p243-250

内容説明・目次

内容説明

二〇〇二年、米国ブッシュ大統領の一般教書演説で「悪の枢軸」と名指された北朝鮮とイラン。負のイメージで覆われた二つの国家は、なぜ「核」問題を通じて既存の国際秩序に抗い、二〇年後の現在もなお、世界の安全保障の台風の目であり続けるのだろうか?本書は、長年にわたって現地調査を行い、両国の「素顔」を知悉する専門家がタッグを組み、その内在的な論理に接近した注目の論考である。核兵器拡散の脅威が日々高まるなか、負のレッテルの向こう側にある「正体」の理解抜きに、混乱を極める国際政治の将来は語れない。

目次

  • 第1部 北朝鮮の「正体」—メタ・フィクションな国家・社会(内部で何が起きているのか?;理想と現実のズレ;核問題の展開;北朝鮮にとっての「安全の保障」;「悪の枢軸」の亡霊からの解放)
  • 第2部 イランの「正体」—米・イ対立の展開を中心に(現代史に見るイランの抵抗と挫折;革命下のイランと「大悪魔」米国;米国の政策とイラン—深まる不信感と敵意;イランの「党派対立」と米国—九・一一から「悪の枢軸」発言へ;「核兵器開発」疑惑の変転とイラン ほか)

「BOOKデータベース」 より

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