書誌事項

パワハラ依存症

加藤諦三著

(PHP新書, 1317)

PHP研究所, 2022.8

タイトル読み

パワハラ イゾンショウ

収録内容
  • なぜパワハラはなくならないのか?
  • パワハラする人はこうして生み出される
  • 負のループから抜け出せない人の悲しい事情
  • 真の自己に向き合い、自分の人生を生きるには
内容説明・目次

内容説明

パワハラをする人は、子供の頃に抑圧されて悔しかった思いを、大人になって弱い立場の相手にぶつけている。本人も気づいていないうちに、積年の恨みを晴らし、心の傷を癒しているのだ。人生に行き詰まり、攻撃する以外に生きていけない人なのである。また、「弱さはずるさに鈍感であり、ずるさは弱さに敏感である」と言われる。つまり、弱い人は、いい人か、いい人を装うサディストかを見分けられず、パワハラをする人は、長年抱える不満をぶつけられる相手を見つけるのに長けている。だから、うまくパワハラが成立してしまうというわけだ。本書では、さらに彼らの精神構造を深く考察する。

目次

  • 第1章 なぜパワハラはなくならないのか?(日本社会におけるパワハラの現状;人間関係のトラブルの原因)
  • 第2章 パワハラする人はこうして生み出される(死を愛することはやさしいが、生を愛することは難しい;「衰退の症候群」という病に侵された日本社会 ほか)
  • 第3章 負のループから抜け出せない人の悲しい事情(なぜ過労死するまで頑張ってしまうのか?;パワハラする以外に生きられない人 ほか)
  • 第4章 真の自己に向き合い、自分の人生を生きるには(人は死に物狂いで不幸にしがみつく;自分の現実を受け入れる ほか)

「BOOKデータベース」 より

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