地政学と歴史で読み解くロシアの行動原理

書誌事項

地政学と歴史で読み解くロシアの行動原理

亀山陽司著

(PHP新書, 1318)

PHP研究所, 2022.8

タイトル別名

ロシアの行動原理 : 地政学と歴史で読み解く

タイトル読み

チセイガク ト レキシ デ ヨミトク ロシア ノ コウドウ ゲンリ

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注記

主な参考文献(和書): p268-269

内容説明・目次

内容説明

2022年2月に開始されたロシアによるウクライナ侵攻は世界を驚かせた。しかし、ロシアの歴史を振り返ると、モンゴル帝国、リトアニア大公国、ポーランド、スウェーデン、オスマン帝国、ドイツなど常に四方の周辺諸国と戦争をし、国家消滅の危機にも陥りながら領土を拡大してきた。そのためロシアにとって戦争は歴史そのものであり、この国の偉大さを証明するものでもある。本書では、日本人には理解しがたいこうしたロシアの行動原理を、元駐ロシア外交官が、地政学、歴史、文化、対外政策などを複合して解説する。ロシアは何をしようとしているのか?

目次

  • 序章 ロシアの行動を理解するために(正義か大義か;外交と戦争 ほか)
  • 第1章 ロシア帝国の4つの地政空間(19世紀までのロシア史の大きな流れ;ロシアにとっての4つの地政空間 ほか)
  • 第2章 ロシア外交の方向性を変えた19世紀(19世紀のロシア帝国;アレクサンドル一世の時代 ほか)
  • 第3章 ヨーロッパの地政学—世界大戦期のロシアとドイツ(ロシアにおける地政学的状況;マッキンダーの地政学 ほか)
  • 第4章 ロシアン・イデオロギー(ニコライ一世にみるロシアの専制;ニコライ一世時代の国家イデオロギー ほか)

「BOOKデータベース」 より

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