おっさん社会が生きづらい
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書誌事項
おっさん社会が生きづらい
(PHP新書, 1320)
PHP研究所, 2022.8
- タイトル読み
-
オッサン シャカイ ガ イキズライ
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収録内容
- "おっさん的"コミュニケーションの手放しかた / 清田隆之述
- なぜ日本では「女も男も生きづらい」のか? / 多賀太述
- 「愚痴ること」が開く地平線 / 熊谷晋一郎述
- "おっさん的"な分人を捨てるために必要なこと / 平野啓一郎述
- 日本の男性はどこへ行くのか? / 上野千鶴子述
内容説明・目次
内容説明
「おっさんは、私だった」。アナウンサーとして活躍し、現在はエッセイストとして活動する著者は、ある経験を契機に、これまで忌み嫌っていた「おっさん的な感性」—独善的で想像力に欠け、ハラスメントや差別に無自覚である性質—が自分の中にも深く刻まれていることに気づく。この“おっさん性”は、男女問わず多くの人々に深く染みついているのではないか。本書はそんな日本社会に染みついた“おっさん性”について考察した、著者と5人の識者との対話集である。人が心を殺さねば生き延びられない“おっさん社会”から脱却するためのヒントがここにある。
目次
- 第1章 “おっさん的”コミュニケーションの手放しかた—清田隆之(「“おっさん”マインド」とは?;おっさんなるもの、おっさんコミュニティとどう付き合うか ほか)
- 第2章 なぜ日本では「女も男も生きづらい」のか?—多賀太(そもそも男性学とは何か?;男性という役割に生きづらさを感じている男性も少なくない ほか)
- 第3章 「愚痴ること」が開く地平線—熊谷晋一郎(まなざしの支配—多数派の視線を考える;「男性性の病理化」—かつてのおっさんは社会に適応できなくなった ほか)
- 第4章 “おっさん的”な分人を捨てるために必要なこと—平野啓一郎(「おっさん」は「カッコいい」の対極にあるもの?;若者文化とおっさん ほか)
- 第5章 日本の男性はどこへ行くのか?—上野千鶴子(上野さん、愛ってなんですか?;夫と交わした「エア離婚」 ほか)
「BOOKデータベース」 より