「聖・俗・遊」言語遷移論 : 遊戯する言語に向けて

Bibliographic Information

「聖・俗・遊」言語遷移論 : 遊戯する言語に向けて

中井孝章著

日本教育研究センター, 2022.8

Other Title

聖俗遊言語遷移論 : 遊戯する言語に向けて

Title Transcription

「セイ・ゾク・ユウ」ゲンゴ センイ ロン : ユウギ スル ゲンゴ ニ ムケテ

Available at  / 11 libraries

Note

文献: p97-99

Description and Table of Contents

Description

本書の目的は、世界における三項図式を、世界の媒体としての言語における「聖・俗・遊」へと読み替えた上で、「聖」・「俗」において言語が使い手によって従属・支配されている状況を打開するとともに、「遊」において言語が自らの独自性を発揮することができる途を模索することにある。つまり、言語は次の理路を辿る。言語における「聖」としての「言霊」に始まり、言語における「俗」としての、「日常の道具的言語用法およびその延長線上の言語道具主義」を経て、言語における「遊」としての「遊び的言語用法」へと物質化・無意味化し、そして言葉遊び(ナンセンス)という理路を辿り、最終的に「言語が自ら遊ぶ」言語遊戯へと到るのである、と。

Table of Contents

  • 序論 「聖→俗→遊」という言語遷移
  • 1 遷移する貨幣—言語の遷移を考える指標
  • 2 言霊あるいは現実を動かす言葉「聖」
  • 3 道具としての言語「俗」
  • 4 遊びとしての言語「遊」—現実との癒着からの離脱
  • 5 遊戯としての言語「遊戯」—実験小説『母の発達』を中心に

by "BOOK database"

Details

  • NCID
    BC1647629X
  • ISBN
    • 9784890262236
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    大阪
  • Pages/Volumes
    ii, 103p
  • Size
    21cm
  • Classification
  • Subject Headings
Page Top