伽羅を焚く
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伽羅を焚く
青土社, 2022.9
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キャラ オ タク
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Description and Table of Contents
Description
明けても暮れても目に見えない靄の中を動いているような日々—梅雨の晴れ間のゼラニュウムの緋。広島の被爆者としての、国策への懐疑、不満、さらには怒り。編集者、作家として、93年の生涯をかけて「言葉」に関わってきた著者が、為政者の口説に失望をしながら、それでも書き留め続けた渾身のエッセイ集。
Table of Contents
- 岸を離れる
- 靄の中
- うわのそら
- かなしいという言葉
- 「まどうてくれ」
- 同心円
- 伽羅を焚く
- 靄は晴れなくても
- 春の嵐
- 「やさしい古典案内」のこと
- 明晰の救い
- 今年の夏
- 運と縁
- 夜明けの空から
- 文芸評論家の死
- 忘れようのない日
- うたの生まれる時
- 青梅のこと
- 書店の歴史
- 花の時に
- 言葉と酒「父 吉田健一」を読む
- 再び忘れようのない日に
- 秋立つ
- 沈黙のためにではなく
- 存在感について
- 小さなお煎餅の話
- 情の監視
- 風に吹かれて
- 「あいまいな物言い」について
- 櫻散る日に
- 今年の新茶
- 為政者の言葉
- 私の平成二十七年(二〇一五)八月
- 二通の手紙
- 物語は物語のように
- 「儀式」に始まる
- 言葉と歩く
- この現実
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