小説の主題を捉える : クライマックス法
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小説の主題を捉える : クライマックス法
東銀座出版社, 2022.8
- タイトル読み
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ショウセツ ノ シュダイ オ トラエル : クライマックスホウ
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内容説明・目次
内容説明
小説の主題はクライマックスに胚胎している。『ベロ出しチョンマ』の主題は「いたわり」である。『走れメロス』の主題は「信実」である。『少年の日の思い出』の主題は主人公とエーミールの美的観念の違いである。『大造爺さんと雁』の主人公は、爺さんと残雪である。『赤い蝋燭と人魚』は、敬虔さを失った人類に対する復讐である。『一房の葡萄』の主人公は、問題や障害を乗り越えていない。
目次
- 1 主題を捉える方法(小説の主題;主題を捉える手順;主題を捉える実際)
- 2 テキストによる検証(『ベロ出しチョンマ』斎藤隆介;『走れメロス』太宰治;『少年の日の思い出』ヘッセ;『トロッコ』芥川龍之介;『高瀬舟』森鴎外 ほか)
- 付録 私の読書記録表
「BOOKデータベース」 より