この道
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この道
(講談社文庫, [ふ14-3])
講談社, 2022.2
- タイトル読み
-
コノ ミチ
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注記
解説: 松浦寿輝
叢書番号はブックジャケットによる
収録内容
- たなごころ
- 梅雨のおとずれ
- その日のうちに
- 野の末
- この道
- 花の咲く頃には
- 雨の果てから
- 行方知れず
内容説明・目次
内容説明
祖先、肉親、自らの死の翳を見つめながら、綴られる日々の思索と想念。死を生の内に、いにしえを現在に呼び戻す、幻視と想像力の結晶。終末の気配を濃く感じながらも、「未だ時ならず」と言い聞かせて筆を揮い、文学の可能性を極限まで拡げつづけたトップランナーが生前最後に遺した、濃密な連作小説集。
「BOOKデータベース」 より