近世期百姓の土地所持意識と村落共同体

書誌事項

近世期百姓の土地所持意識と村落共同体

菅原一著

勉誠出版 (発売), 2022.8

タイトル別名

近世中後期の百姓の土地所持意識と村落共同体の変容

タイトル読み

キンセイキ ヒャクショウ ノ トチ ショジ イシキ ト ソンラク キョウドウタイ

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注記

博士学位請求論文:「近世中後期の百姓の土地所持意識と村落共同体の変容」(一橋大学, 2019年)をもとに書籍化したもの

主要文献目録: p315-320

収録内容

  • 本書の目的と構成
  • 無年季的質地請戻し慣行と直上納制. 上
  • 無年季的質地請戻し慣行と直上納制. 下
  • 近世後期における直上納制と地主的土地所持
  • 近世中期の直上納制と土地所持秩序の変容
  • 近世中・後期信州における無年季的質地請戻し慣行の実態と展開
  • 近世後期村方騒動における村落共同体の変容主体
  • 近世後期小作出入における先規と新法
  • 本書の総括と今後の課題

内容説明・目次

内容説明

信州地域東部から北部における村落共同体・地主・小百姓の三者の関係性に着目して、「無年季的質地請戻し慣行」「直上納制」「村方騒動」という近世期固有の三つの事項を具体的に検討。近世中後期の村落共同体の変容過程を明らかにする。

目次

  • 序章 本書の目的と構成
  • 第1章 無年季的質地請戻し慣行と直上納制—信州上田藩領房山村丸山家を事例に(上)
  • 第2章 無年季的質地請戻し慣行と直上納制—信州上田藩領房山村丸山家を事例に(下)
  • 第3章 近世後期における直上納制と地主的土地所持—信州松代藩を事例として
  • 第4章 近世中期の直上納制と土地所持秩序の変容—信州松代藩を事例として
  • 第5章 近世中・後期信州における無年季的質地請戻し慣行の実態と展開—信州水内郡栗田村の高戻りを事例にして
  • 第6章 近世後期村方騒動における村落共同体の変容主体—無年季的質地請戻し慣行と関連付けて
  • 第7章 近世後期小作出入における先規と新法—これからの展開のために
  • 終章 本書の総括と今後の課題

「BOOKデータベース」 より

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