中国仏教の経典解釈と思想研究
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中国仏教の経典解釈と思想研究
法藏館, 2022.8
- タイトル読み
-
チュウゴク ブッキョウ ノ キョウテン カイシャク ト シソウ ケンキュウ
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注記
参考文献あり
収録内容
- 東晋・南北朝の仏教の思想と実践
- 『法華経』の中国的展開
- 光宅寺法雲の法華経観
- 中国における法華思想の展開
- 中国天台における『観音経』
- 天台智顗における『法華経』と『涅槃経』の関係
- 中国天台宗における涅槃経観を示す諸概念について
- 杏雨書屋所蔵『釋肇序抄義』翻刻
- 杏雨書屋所蔵『釋肇序抄義』の研究
- 白鶴美術館所蔵『大般涅槃経集解』写本について
- 吉蔵の涅槃経観
- 吉蔵『大品経玄意』の研究
- 『大乗四論玄義記』「仏性義」の「第一大意」の分析
- 『大乗四論玄義記』「仏性義」の「第二釈名」について
- 『大乗四論玄義記』「仏性義」の「第三体相」の分析について
- 『大乗四論玄義記』「仏性義」大意・釈名・体相の訳注研究
- 『大乗四論玄義記』における『涅槃経』の引用について
- 天台智顗の死について
- 中国の人間仏教と日蓮の「入世」の思想
- 富永仲基と平田篤胤の仏教批判
内容説明・目次
内容説明
南北朝・隋代は中国仏教が大成するための育成期といわれる。主な大乗経典の翻訳が遂げられるや、その注釈書が競うように著わされた。本書は、その時代の大乘経典の思想的位置づけがどのようになされたかについて、精緻に論究する。
目次
- 序章 東晋・南北朝の仏教の思想と実践—仏教受容初期の具体像
- 第1部 法華経疏の研究(『法華経』の中国的展開;光宅寺法雲の法華経観 ほか)
- 第2部 維摩経疏、涅槃経疏、般若経疏の研究(杏雨書屋所蔵『釋肇序抄義』翻刻;杏雨書屋所蔵『釋肇序抄義』の研究 ほか)
- 第3部 『大乗四論玄義記』の研究(『大乗四論玄義記』「仏性義」の「第一大意」の分析;『大乗四論玄義記』「仏性義」の「第二釈名」について—『大乗玄論』との比較を含めて ほか)
- 第4部 その他(天台智〓の死について—中国の学者の解釈を中心として;中国の人間仏教と日蓮の「入世」の思想—浄土教との比較を含めて ほか)
「BOOKデータベース」 より