ドイツ演劇パースペクティヴ

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ドイツ演劇パースペクティヴ

寺尾格著

彩流社, 2022.9

タイトル読み

ドイツ エンゲキ パースペクティヴ

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注記

文献一覧: p397-407

収録内容

  • アウシュヴィッツ、ヒロシマ、そしてフクシマ以後
  • ベルリン・アレクサンダー広場 / 小野沢稔彦, 渋谷哲也, 寺尾格述
  • ファスビンダーのメロドラマと市民悲劇
  • ウィーン/ベルリン二都物語
  • ベルリンの『三姉妹』
  • 上演とテクスト
  • フィリップ・レーレの反グローバル資本主義カリカチュア
  • イェリネクとネストロイ
  • 罵倒のかなた
  • 直島・豊島の現代美術とパフォーマンス空間
  • 書物のパフォーマンス性
  • 『こわれがめ』の喜劇性

内容説明・目次

内容説明

「現代」とは、近代との区別における「いま・ここ」の視点の強調である。1945年、1968年、1989年を経て、2001年9月のNYテロ、2011年3月11日の東日本大震災、収束をみないコロナパンデミック。相互に連関する「ポスト(〜以後)」を第二次世界大戦からフクシマまでを視野に、ドイツ語圏の現代演劇が日本において持つ「意味」を考える。

目次

  • アウシュヴィッツ、ヒロシマ、そしてフクシマ以後
  • 鼎談『ベルリン・アレクサンダー広場』—ファスビンダーとニュー・ジャーマンシネマ(小野沢稔彦+渋谷哲也+寺尾格)
  • ファスビンダーのメロドラマと市民悲劇—『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』と『ブレーメンの自由』
  • ウィーン/ベルリン二都物語—一九九〇年代のドイツ演劇
  • ベルリンの『三姉妹』—あるいはシュタイン、マルターラー、タールハイマー
  • 上演とテクスト—ゲーテ『ファウスト』のニコラス・シュテーマン演出
  • フィリップ・レーレの反グローバル資本主義カリカチュア
  • イェリネクとネストロイ—あるいはふたつの『アーベントヴィント』
  • 罵倒のかなた—トーマス・ベルンハルト『伐採』のクリスチアン・ルパ演出
  • 直島・豊島の現代美術とパフォーマンス空間
  • 書物のパフォーマンス性—書評:『多和田葉子/ハイナー・ミュラー 演劇表象の現場』
  • 『こわれがめ』の喜劇性—ドラマ構造と言語機能について

「BOOKデータベース」 より

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