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書かれる手

堀江敏幸 [著]

(講談社文芸文庫, [ほF2])

講談社, 2022.9

タイトル読み

カカレル テ

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注記

底本: 平凡社ライブラリー2009年刊

シリーズ番号はブックジャケットによる

年譜: p267-282

収録内容

  • 書かれる手
  • 幻視された横道
  • 端正なエロス
  • 脱走という方途
  • 気鬱の子午線
  • フィリップ・マーロウを訪ねたチェスの名人
  • 二人きりの孤独
  • 濃密な淡彩
  • 芝生の意味するもの
  • 小さな痛みの音楽
  • 《形而上的な怪我》からの治癒
  • 肉球的エクリチュール

内容説明・目次

内容説明

デビュー作となったユルスナール論に始まる十数年の思索の軌跡。須賀敦子、長谷川四郎、島尾敏雄、山川方夫…「言葉と言葉、他者と他者とのあいだをすり抜けていくか細い線への、つまり本質に触れそうで触れない漸近線への憧憬を失わない書き手」として私淑する十二名の作家の物語。

目次

  • 1(書かれる手—マルグリット・ユルスナール論;幻視された横道—須賀敦子『ユルスナールの靴』をめぐって ほか)
  • 2(脱走という方途—長谷川四郎論;気鬱の子午線—島尾敏雄論 ほか)
  • 3(濃密な淡彩—パトリック・モディアノ論のための覚え書き;芝生の意味するもの—ミラン・クンデラをめぐって ほか)
  • 4(“形而上的な怪我”からの治癒—金井美恵子『ピクニック、その他の短篇』をめぐって;肉球的エクリチュール—金井美恵子『恋愛太平記』をめぐって)

「BOOKデータベース」 より

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