日本の高山植物 : どうやって生きているの?

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日本の高山植物 : どうやって生きているの?

工藤岳著

(光文社新書, 1220)

光文社, 2022.9

タイトル読み

ニホン ノ コウザン ショクブツ : ドウヤッテ イキテ イルノ

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文献一覧: p247-252

内容説明・目次

内容説明

時には雲よりも高い場所で咲く高山植物。その小さく可憐な姿には、登山中どんなに疲れていても目を留めてしまう。ただ、少し立ち止まって考えてほしい。高山植物が私たち以上に過酷な場所に根を張っていることを。氷点下をはるかに下回る極寒の地。尾根に吹き荒れる強風。3か月とない生育シーズン。こんな過酷な環境で高山植物は日々を送っているのだ。なぜこんな厳しい世界であるにもかかわらず、高山植物は生き抜くことができるのだろうか。どうやって次世代に命を繋いでいるのか—。そんな可愛らしい花たちのしたたかな生存戦略の秘密を、30年以上高山植物一筋で研究してきた著者が鮮やかに描く。読めば“高嶺の花”を求めて山に出かけたくなる一冊!

目次

  • 第1章 高山植物という生き方(生物の類似性と多様性;小さいことはいいことだ ほか)
  • 第2章 高嶺の花はなぜ美しい(花がきれいな理由とは?;他家受粉にこだわる高山植物 ほか)
  • 第3章 お花畑ができる仕組み(高山生態系は風衝地と雪田でできている;雪は高山植物の分布を決める ほか)
  • 第4章 高山植物のたどった道(高山植物はどうやって生まれたか;日本の高山植物はどこから来たのか ほか)
  • 第5章 消えゆくお花畑(消えたお花畑;とてつもない速さで変わる地球環境 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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