脳のなかの天使と刺客 : 心の健康を支配する免疫細胞
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書誌事項
脳のなかの天使と刺客 : 心の健康を支配する免疫細胞
白揚社, 2022.9
- タイトル別名
-
The angel and the assassin : the tiny brain cell that changed the course of medicine
- タイトル読み
-
ノウ ノ ナカ ノ テンシ ト シカク : ココロ ノ ケンコウ オ シハイ スル メンエキ サイボウ
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注記
原著"The angel and the assassin : the tiny brain cell that changed the course of medicine" (Ballantine Books, 2020) の全訳
内容説明・目次
内容説明
「脳には免疫系がない」。長年にわたり医学に浸透していた常識。しかし—2010年代初めに、脳には存在しないとされてきた免疫細胞とリンパ管が発見されると、科学界に激震が走った。数百年続く常識がくつがえされたのだ。その影響は大きく、うつ病や不安障害、アルツハイマー病、認知障害などの理解は一変し、新しい視点から、治療法や薬の研究開発も始まっている。「脳の免疫」をめぐる新しい科学は、私たちの脳と心にどんな恩恵をもたらすのか?医学に訪れた最大のパラダイムシフトを描く科学ノンフィクション。
目次
- はからずも神経生物学者に
- 一〇メートルの井戸の底から三メートルだけ
- 脳内の友軍砲火
- ミクログリアはいたるところに
- 脳に架ける橋
- 「新しい解決策なんかありそうもない」
- 流行する脳障害
- 脳ハッキング
- 悩める心
- アルツハイマー病の解決
- 死に物狂いで健全なシナプスを探す
- 家族のまとめ役を再起動する
- 脳のための消火器を探して
- 絶食で絶好調?
- 将来の医療
- 最終分析
「BOOKデータベース」 より