書誌事項

徳川家康と9つの危機

河合敦著

(PHP新書, 1323)

PHP研究所, 2022.9

タイトル別名

徳川家康と9つの危機

タイトル読み

トクガワ イエヤス ト 9ツ ノ キキ

注記

主な参考文献: p251-254

内容説明・目次

内容説明

徳川家康は武田信玄に三方原の戦いで完敗した際、自画像を描かせ、慢心したときの戒めにしたという。「顰像」として知られる絵だが、近年、それは後世の作り話との説が出されている。それだけでなく、家康に関する研究は急速に進み、これまでの通説が見直されるようになっているのだ。本書は最新の研究動向を交えつつ、桶狭間の戦い、長篠の戦い、伊賀越え、関東移封、関ヶ原合戦など、家康の人生における9つの危機を取り上げ、家康がそれをいかに乗り越えたかに迫る。そこから浮かび上がる、意外かつ新たな家康像とは—。

目次

  • 第1章 桶狭間の戦い—大混乱の中で下した決断
  • 第2章 三河一向一揆勃発—国内争乱、家臣の離反
  • 第3章 三方原の戦い—家の存亡と意地をかけた出撃
  • 第4章 長篠の戦い—信長の援軍で勝利
  • 第5章 松平信康殺害事件—原因は家臣団の対立か
  • 第6章 伊賀越え—最大の窮地を突破
  • 第7章 石川数正出奔騒動—秀吉への臣従を決断した背景
  • 第8章 関東移封—小田原征伐を惹起させた処罰か
  • 第9章 関ヶ原合戦—危機をチャンスに変えた戦略

「BOOKデータベース」 より

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