石油とナショナリズム : 中東資源外交と「戦後アジア主義」

書誌事項

石油とナショナリズム : 中東資源外交と「戦後アジア主義」

シナン・レヴェント著

人文書院, 2022.9

タイトル別名

Oil & nationalism

石油とナショナリズム : 中東資源外交と戦後アジア主義

タイトル読み

セキユ ト ナショナリズム : チュウトウ シゲン ガイコウ ト「センゴ アジア シュギ」

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注記

参考文献: p320-343

事項索引: p351-354

人名索引: p355-358

内容説明・目次

内容説明

本書は、戦後日本の「中東」概念を検討し、それが単なる資源保障論に基づく産油国という認識ではなく、戦前のアジア主義が形を変え、資源と密接に結びついた「民族主義」の影響を強くうけていたことを明らかにしたものである。関係者の聞き取りも踏まえ、「民族系資本」としての石油、資源ナショナリズムについて考察する試み。

目次

  • 序章 戦後日本における中東:その定義と概念
  • 第1章 出光佐三とイラン石油
  • 第2章 山下太郎とサウジアラビア・クウェート石油
  • 第3章 田中清玄とアブダビ石油
  • 第4章 杉本茂とアブダビ石油
  • 第5章 中谷武世と中東
  • 終章
  • 補論 通商産業省と石油の自主開発政策

「BOOKデータベース」 より

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