千に染める古の色
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千に染める古の色
アリス館, 2022.9
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セン ニ ソメル イニシエ ノ イロ
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内容説明・目次
内容説明
平安時代、藤原道長が、このように歌ったころ。同じく京の都に、右大臣の藤原実資というひとがいた。その娘は千古といい、人々から「かぐや姫」とよばれていた。十三歳になり、裳着(成人の儀式)が近いので、姫らしくするべきと、外出をとめられて退屈している。そんなある時、「かさねの色目」や「染め」に興味を持った千古は、屋敷の外にこっそり出て行き…。自分で決めたい。そういうものと、あきらめるのではなく。大事に守られ、育ってきた姫君が、「自立」を意識する成長の物語。
「BOOKデータベース」 より