A・D・リンゼイの政治思想 : ピューリタニズムの現代的展開

書誌事項

A・D・リンゼイの政治思想 : ピューリタニズムの現代的展開

中村逸春著

東北大学出版会, 2022.9

タイトル別名

The political thought of Alexander Dunlop Lindsay : development of Puritanism in the twentieth century

ADリンゼイの政治思想 : ピューリタニズムの現代的展開

タイトル読み

A・D・リンゼイ ノ セイジ シソウ : ピューリタニズム ノ ゲンダイテキ テンカイ

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注記

文献一覧: p179-192

内容説明・目次

内容説明

近代民主主義のピューリタン的起源について論じたことで知られる政治哲学者、A・D・リンゼイの政治思想の全貌とは—。リンゼイの生涯にわたる思想と行動の軌跡を描く研究成果。

目次

  • 序章(本書の視角—ピューリタニズムの継承と展開;先行研究;本書の構成)
  • 第1章 多元的国家論の受容と英国観念論の再解釈—一九二〇年代前半までのリンゼイの政治思想(リンゼイ家とスコットランド自由教会;リンゼイの思想的課題—個人主義・団体主義論争を超えて;英国観念論の再解釈1—「国家論」から「社会論」へ;英国観念論の再解釈2—「善き生」と教会、労働組合、国家;英国観念論の再解釈3—主権論をめぐって;おわりに—民主主義論へ)
  • 第2章 社会的キリスト教、ピューリタニズム、近代民主主義—一九二〇年代後半におけるリンゼイの政治思想(炭鉱ストライキに対するリンゼイの応答;リンゼイの民主主義論—『民主主義の本質』と近代議会制の擁護)
  • 第3章 ナチズム批判と民主主義論の変容—「統治の原理」から「社会の原理」へ(「社会の原理」としての民主主義とナチズム批判;「統治の原理」としての民主主義—議会制と普通選挙制の関連)
  • 第4章 第二次世界大戦後の英国社会主義論—近代民主主義の継承という観点に着目して(工業化の諸問題と労働運動への参画;英国社会主義論1—非国教徒、労働運動、労働党;英国社会主義論2—アトリー労働党政府の産業国有化政策をめぐって;おわりに)
  • 終章

「BOOKデータベース」 より

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