名残の花
著者
書誌事項
名残の花
(新潮文庫, 11672,
新潮社, 2022.10
- タイトル読み
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ナゴリ ノ ハナ
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注記
単行本: 2019年刊
主要参考文献: p348
収録内容
- 名残の花
- 鳥は古巣に
- しゃが父に似ず
- 清経の妻
- うつろ舟
- 当世実盛
内容説明・目次
内容説明
ご一新から五年。花見客で賑わう上野の山に、かつて南町奉行を務め、「妖怪」と庶民から嫌われた鳥居耀蔵の姿があった。失脚し、二十三年の幽閉の末に耀蔵が目にしたのは変わり果てた江戸の姿。明治を、「東京」を恨み、孤独の裡に置き去られていた男の人生は、金春座の若役者・滝井豊太郎と出会ったことで動き始める。時代の流れに翻弄されながらも懸命に生きる人々を描く感涙の時代小説。
「BOOKデータベース」 より