社会投企と知的観察 : 日本学術会議・市民社会・日本国憲法

書誌事項

社会投企と知的観察 : 日本学術会議・市民社会・日本国憲法

広渡清吾著

日本評論社, 2022.9

タイトル別名

社会投企と知的観察 : 日本学術会議市民社会日本国憲法

タイトル読み

シャカイ トウキ ト チテキ カンサツ : ニホン ガクジュツ カイギ・シミン シャカイ・ニホンコク ケンポウ

大学図書館所蔵 件 / 50

この図書・雑誌をさがす

注記

文献あり

収録内容

  • 科学と政治の関係
  • 科学者コミュニティと科学的助言
  • 「日本学術会議問題」と学問の自由
  • 日本学術会議と政府の科学技術行政
  • 変革の戦略としての市民社会論
  • 現代ドイツの市民社会論と市民法について
  • 市民社会論のルネサンスと法社会学
  • 「市民連合」の参与的観察
  • 「平和憲法の世界的・現代的意義」について
  • 明治一五〇年と日本国憲法
  • 「改憲」論を日独比較から読み解く
  • 民法と市民社会、そして憲法

内容説明・目次

内容説明

なぜ本書を編むことになったのか。いま、日本の政権の無軌道ぶりに心が波立ち、昔流にいえば、政治に対するアンガジュマンを強いられて、状況はなお続いているからである。…相手は「無軌道」などとつゆ思わず、日本国家のために着々と手を打っていると確信しているのだろう。そうではないという批判を市民社会に広げて、政治を変える条件を作り出さなくてはならない。研究者にできるのは、…知的な観察によって「議論の本位」を立て、相手の間違いを追究することではないかと思う。(本書はしがき)

目次

  • 第1部 科学と政治—日本学術会議会員任命拒否問題の射程(科学と政治の関係—任命拒否問題とは何か;科学者コミュニティと科学的助言;「日本学術会議問題」と学問の自由 ほか)
  • 第2部 市民社会のルネサンスと市民プロジェクト(変革の戦略としての市民社会論;現代ドイツの市民社会論と市民法について;市民社会論のルネサンスと法社会学 ほか)
  • 第3部 日本社会と日本国憲法(「平和憲法の世界的、現代的意義」について;明治一五〇年と日本国憲法;「改憲」論を日独比較から読み解く—危機とチャンス ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ