中世曹洞宗の地域展開と輪住制

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中世曹洞宗の地域展開と輪住制

遠藤廣昭著

吉川弘文館, 2022.10

タイトル読み

チュウセイ ソウトウシュウ ノ チイキ テンカイ ト リンジュウセイ

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注記

原型は平成29年(2017)度、駒澤大学に提出した学位請求論文「禅宗の地域展開 : 曹洞宗を中心として」によるもの

索引: 巻末p1-9

内容説明・目次

内容説明

日本仏教最大の門派を誇る曹洞宗。中世後期の関東・甲信越を中心に、在地領主から庶民まで幅広い層との関係を探り、その展開を考察する。派祖開山の寺院を弟子が短期間で交代しながら護持する運営形態=輪住制を分析し、仕組みや戦国大名との関わりなどを追究。多角的な視点で論の構築を試み、曹洞禅僧・禅寺が地域社会に果たした役割を解き明かす。

目次

  • 中世曹洞宗地域展開史研究の視角と方法
  • 第1編 関東・甲信越地方を中心とした曹洞宗の展開(越後上杉氏領国下における曹洞宗の展開;関東管領・越後上杉氏と雲洞庵;中世末期の争乱と曹洞宗寺院の動向—北・東信濃地方を中心として;天英祥貞の行状について;戦国期の村落と曹洞宗寺院—伊豆国横川太梅寺を事例として ほか)
  • 第2編 曹洞宗の展開と輪住制(相模国最乗寺本庵の輪住制;相模国最乗寺脇寮大慈院・報恩院の輪住制;戦国大名武田氏の曹洞宗統制と最乗寺輪住問題—拈笑派信濃国定津院・甲斐国興因寺の争論を中心として;周防国闢雲寺の輪住制;越前国龍沢寺輪住制の展開と傑堂・如仲門派の対応 ほか)
  • 中世曹洞宗の地域展開と輪住制

「BOOKデータベース」 より

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