文豪の素顔
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文豪の素顔
エクスナレッジ, 2022.8
- : 新装版
- タイトル別名
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写真で見る人間相関図
- タイトル読み
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ブンゴウ ノ スガオ
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注記
参考文献: p139-141
その他のタイトルはジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
文豪の素顔を明らかにする「肖像」は、写真だけではありません。エッセイや小説によって自らの内面を語った言葉、文豪どうしが互いを描いた賞賛や否定の言葉も重要な手がかりです。本書では、こうした多面的な資料から文豪その人のあり方を解明。遠い歴史上の文豪たちが、身近な一人の友人のように感じられるはずです。
目次
- 樋口一葉 文壇アイドル誕生
- 森鴎外 近代日本の知の巨人大きな頭のぬくもり
- 夏目漱石 不安と狂気と死に満たされた人生と文学
- 二葉亭四迷 「くたばって仕舞え!」文豪を否定した文豪
- 与謝野晶子 旧弊な家庭の少女は恋に燃える歌人へ
- 正岡子規 詩文学を革新した炯々たるその「眼」
- 国木田独歩 悲哀への感性と、驚異への情熱
- 島崎藤村 親友の死に直面し漂泊の旅に出る
- 田山花袋 下級士族の家庭から自己と社会を凝視
- 石川啄木 「家」と「友」の間に生まれた歌
- 北原白秋 文学に溺れた長男坊恋多き享楽の日々
- 中里介山 権威・権力から遠く心の矜持を創作へ
- 宮沢賢治 法華経への傾倒妹を喪った悲しみ
- 谷崎潤一郎 厚顔と含羞の芸術家
- 芥川龍之介 孤独地獄に苦しむ若き芸術至上主義者
- 志賀直哉 情の深さ故に衝突人間臭い「小説の神様」
- 有島武郎 自由と愛を問い続け激情のなかに没す
- 小林多喜二 家族の期待を背負い苦難に耐えた青年時代
- 萩原朔太郎 永遠の漂泊者の永遠なるプラトニックラブ
- 堀辰雄 風立ちぬ、いざ生きめやも
- 種田山頭火 片雲の風に誘われて旅から旅の生涯
- 江戸川乱歩 町会隣組の妖人
- 林芙美子 全力で変化し続ける私だけの天地で
- 岡本かの子 芸術家一家の支えで乱舞する堕天女
- 坂口安吾 苦しまねばならぬ自分を苦しめねば
- 太宰治 青春の潔癖から離れ栄光の文学世界へ
- 川端康成 逝くのはいつも他人ばかり
- 中原中也 お釜帽詩人誕生前夜無帽姿の青年がいた
- 横光利一 瓦礫の街から出現新興文学のリーダー
- 松本清張 前途に望みのない暗い生活を抱きしめ
- 山本周五郎 起て、立上がってと自己を鼓舞する
「BOOKデータベース」 より