公共宗教論から謎めいた他者論へ
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公共宗教論から謎めいた他者論へ
春秋社, 2022.10
- タイトル読み
-
コウキョウ シュウキョウロン カラ ナゾメイタ タシャロン エ
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注記
参考文献あり
収録内容
- 批評行為とは何か
- 公共宗教論
- 酒井直樹の翻訳論
- タラル・アサドの翻訳不能論
- 出雲神話論
- 村上春樹論
内容説明・目次
内容説明
オウム真理教事件、東日本大震災を経て、問われる公共と宗教の問題。だが、その議論は宗教がどう公益に資するかの議論に終始しがちだった。精神分析、ポストコロニアル思想、フランス現代思想を経由することで、公共宗教論において抑圧された他者を回帰させる“他者性の宗教学”論集。
目次
- 序章 批評行為とは何か—宗教概念論から公共宗教論、そして謎めいた他者論へ
- 第1章 公共宗教論—天皇・国民・賎民
- 第2章 酒井直樹の翻訳論—謎めいた死者のまなざし、そしてざわめく声
- 第3章 タラル・アサドの翻訳不能論—ポストコロニアル研究の遺産
- 第4章 出雲神話論—祀られざる神の行方
- 第5章 村上春樹論—民主主義社会と隠された暴力
「BOOKデータベース」 より