よみがえる戦略的思考 : ウクライナ戦争で見る「動的体系」
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書誌事項
よみがえる戦略的思考 : ウクライナ戦争で見る「動的体系」
(朝日新書, 885)
朝日新聞出版, 2022.10
- タイトル別名
-
よみがえる戦略的思考 : ウクライナ戦争で見る動的体系
- タイトル読み
-
ヨミガエル センリャクテキ シコウ : ウクライナ センソウ デ ミル ドウテキ タイケイ
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注記
「一冊の本」2022年8-10月号「混沌とした時代のはじまり」に大幅に加筆修正
内容説明・目次
内容説明
戦争の危機はなぜ去らないのか?今こそ、価値観外交ではなく現実主義的外交が必要だ。国際関係は、「価値の体系」「利益の体系」「力の体系」が複雑に絡み合った動的体系である。ウクライナ戦争に対する日本の政策は、米国やG7と共同歩調をとり、メディアもロシアを厳しく断罪している。しかし、戦略的思考を欠いたために、戦前の日本では悲劇的事態が起きた。世界地図が塗り替えられる今、その愚を繰り返してはならず、「大国」としての行動が必要とされる。現下の危機を克服するために、戦略的思考を取り戻せ!
目次
- 第1章 国家間の関係を総合的に整理する—「価値の体系」「力の体系」「利益の体系」の三要素
- 第2章 「強いロシア」にかけた安倍外交—自国の利益のために何が最適か
- 第3章 歴史で見るウクライナ戦争—「ガリツィア」と「東ウクライナ」が表象するもの
- 第4章 コメディドラマ『国民の僕』を読み解く—潜在下にあるウクライナ自身の危機感
- 第5章 ロシアから見たアメリカ—政治討論番組「グレート・ゲーム」で何が語られているか
- 第6章 ウクライナと核兵器を考える—朝日新聞のインタビューから(聞き手=編集委員・副島英樹)
「BOOKデータベース」 より