ル・アーヴルの愛 : 大戦下の物語

書誌事項

ル・アーヴルの愛 : 大戦下の物語

ヴァレリー・トン・クオン著 ; 藪﨑利美訳

未知谷, 2022.10

タイトル別名

Par amour

ルアーヴルの愛 : 大戦下の物語

タイトル読み

ル アーヴル ノ アイ : タイセンカ ノ モノガタリ

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注記

参考文献など: p353-356

内容説明・目次

内容説明

ル・アーヴルは、かつてヨーロッパで最も美しい港といわれモネが“印象、日の出”を描いた築港の街。しかし第二次世界大戦下、連合軍が上陸を目指すノルマンディー地方のこの港町は英独両軍の爆撃で壊滅。アルジェリアまで疎開した多くの子供達がいた。この物語は、当時のル・アーヴルを舞台に、避難命令の出た一九四〇年六月十日から子供達がアルジェリアから引き揚げてくる。一九四五年八月まで、二つの家族の8人と友人が大人も子供も、それぞれが一人称で語るコーラス小説である。著者の母と祖父母はル・アーヴルの出身。地道な取材で沈黙する年長者の話を聞いて執筆。フランスでは読者賞をはじめ12の賞を受賞。戦時下、犠牲を強いられる一般市民の苦悩を克明に描く。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC1717201X
  • ISBN
    • 9784896426762
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    363p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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