忘却させない。風化させない。
著者
書誌事項
忘却させない。風化させない。
(論創ノンフィクション, 005 . 定点観測新型コロナウイルスと私たちの社会||テイテン カンソク シンガタ コロナウイルス ト ワタクシタチ ノ シャカイ ; 2020年前半)
論創社, 2020.9
- [2020年前半]
- タイトル別名
-
忘却させない風化させない
新型コロナウイルスと私たちの社会 : 定点観測
- タイトル読み
-
ボウキャク サセナイ フウカ サセナイ
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注記
「新型コロナウイルスと私たちの社会」関連年表 (2019年12月-2020年5月): p364-374
文献あり
内容説明・目次
内容説明
二〇二〇年一月には、すでに世界で認知されていた新型コロナウイルス。しかし、東京オリンピックの開催にこだわり、中国・習近平国家主席の訪日を実現するため、日本政府による防疫の初動は遅れに遅れた。そして、突然の休校要請。繰り返される安倍晋三首相の「持ちこたえている」という空虚な声。緊急事態宣言の発令。給付金をめぐる政策の不備…。二〇二〇年一月から六月までのあいだ、この日本で何が起きていたのか。本企画では、第一弾が二〇二〇年一月〜五月末、第二弾が六月〜一一月末、第三弾が一二月〜二〇二一年五月末を対象に、同じ論者が一年半をかけて新型コロナウイルスを定点観測する。
目次
- 医療 「医療」に何が起こったか(斎藤環)
- 貧困 コロナ禍の貧困の現場から見えてきたもの(雨宮処凛)
- ジェンダー コロナ禍とジェンダー—見えないものが見える化した日々(上野千鶴子)
- 労働 コロナ禍の労働現場(今野晴貴)
- 文学・論壇 パンデミック文学のパンデミックに寄せて(斎藤美奈子)
- ネット社会 緊急事態の夜空に(CDB)
- 日本社会 アベノマスク論(武田砂鉄)
- 哲学 コロナ禍と哲学—緊急事態宣言、特措法、そして「新しい生活様式」(仲正昌樹)
- 教育 「全国一斉休校」という人災(前川喜平)
- アメリカ 新型コロナ日記インアメリカ(町山智浩)
- コロナ下で進む日本経済の「転換」(松尾匡)
- コロナ禍と東アジア(ポスト)冷戦(丸川哲史)
- 崩壊する日本の『絶望』と『希望』(宮台真司)
- コロナ禍とメディア(望月衣塑子)
- 禍福は糾える縄の如し(森達也)
- コロナ禍の差別と排除(安田浩一)
- 共感の種を育てるために—コロナ禍で孤立する難民と仮放免の人々(安田菜津紀)
「BOOKデータベース」 より