吉本隆明『共同幻想論』の読み方

書誌事項

吉本隆明『共同幻想論』の読み方

宇田亮一著

アルファベータブックス, 2022.10

  • : 新装版

タイトル別名

吉本隆明共同幻想論の読み方

タイトル読み

ヨシモト タカアキ『キョウドウ ゲンソウロン』ノ ヨミカタ

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注記

菊谷文庫 2013年刊の加筆・修正

主要な引用・参考文献: p204-205

内容説明・目次

内容説明

原始時代からの人間の歴史を、心のありかたの変遷として語った『共同幻想論』。難解とされるこの本を、臨床心理士の著者がわかりやすく読み解く!なぜ集団を意識した人間は個人を押しつぶすのか。現代人の心の不調を共同幻想の観点からはじめて取り上げる。そして「国家」に代わる次の共同幻想の姿とは…あたらしい吉本理解と世界像がここからはじまる。

目次

  • 第1章 “共同幻想”って何だろう(吉本さんの本当の凄さは“心のとらえ方”にある;共同幻想、対幻想、個人幻想がわかれば『共同幻想論』がわかる ほか)
  • 第2章 『共同幻想論』の“凄さ”って何だろう(原始未開・前古代・古代社会の違いは精神構造の違いである;なぜ『共同幻想論』には縄文・弥生という問題が出てこないのか ほか)
  • 第3章 『共同幻想論』を読む(禁制論:人間は自らを縛りつける“やっかいな生き物”である;第一グループ:原始未開社会(「憑人論」「巫覡論」「巫女論」) ほか)
  • 第4章 『共同幻想論』は“近未来”を予言する(一個人の乳幼児期と人類前史の精神構造は同じと言えるか(関係表出);言語表現の根源には“内臓表出”と“体壁表出”がある ほか)

「BOOKデータベース」 より

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