キリシタン時代の良心問題 : インド・日本・中国の「倫理」の足跡
著者
書誌事項
キリシタン時代の良心問題 : インド・日本・中国の「倫理」の足跡
慶應義塾大学出版会, 2022.11
- タイトル別名
-
The cases of conscience in Japan's Christian century : tracing the steps of "ethics" in India, Japan and China
キリシタン時代の良心問題 : インド日本中国の倫理の足跡
- タイトル読み
-
キリシタン ジダイ ノ リョウシン モンダイ : インド・ニホン・チュウゴク ノ 「リンリ」 ノ ソクセキ
電子リソースにアクセスする 全1件
大学図書館所蔵 全87件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
その他のタイトルは標題紙裏による
収録内容
- 発見地の領有と異教徒の権利
- キリシタン時代の神学と良心問題
- 信仰と奴隷制
- フランシスコ・ロドリゲスの日本の婚姻問題決疑論
- キリシタン大名大友宗麟をめぐる良心問題
- イエズス会のインド史研究と日本書翰集の編纂
- 「神学」に加えられた日本人の祖先崇拝
- キリシタン時代の良心問題に関する手引書について
- 殉教の論理と潜伏の論理
- キリシタン教会の殉教録と聖人伝
- 艾儒略『滌罪正規』解題
- 結論
内容説明・目次
内容説明
断絶と連続のアジア布教史。16世紀以降、イエズス会のアジアにおける布教事業は、インドから日本へ、日本から中国へと進められた。宣教師たちはそれぞれの文化に適応しつつ、新たな信者たちの「倫理」や「戒律」の基準をどのように修正していったのか—。司祭の手引書から書翰集、聖人伝まで、膨大な史料を渉猟し、連続性と断絶を明らかにする。
目次
- 序説 良心問題とは何か
- 第1章 発見地の領有と異教徒の権利—ビトリア、グロティウス、フレイタスの議論
- 第2章 キリシタン時代の神学と良心問題
- 第3章 信仰と奴隷制—インドにおける奴隷に対する授洗論
- 第4章 フランシスコ・ロドリゲスの日本の婚姻問題決疑論
- 第5章 キリシタン大名大友宗麟をめぐる良心問題
- 第6章 イエズス会のインド史研究と日本書翰集の編纂—布教情報の伝達と整理を中心として
- 第7章 「神学」に加えられた日本人の祖先崇拝—ペドロ・ゴメス「講義要綱」からの考察
- 第8章 キリシタン時代の良心問題に関する手引書について—マルティン・デ・アスピルクエタとその周辺
- 第9章 殉教の論理と潜伏の論理
- 第10章 キリシタン教会の殉教録と聖人伝—ヨーロッパから日本・中国へ
- 第11章 艾儒略『滌罪正規』解題
- 結論
「BOOKデータベース」 より