地図をつくった男たち : 明治測量物語
著者
書誌事項
地図をつくった男たち : 明治測量物語
(角川文庫, 23390)
KADOKAWA, 2022.10
- タイトル別名
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角川ソフィア文庫
地図をつくった男たち : 明治測量物語
- タイトル読み
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チズ オ ツクッタ オトコ タチ : メイジ ソクリョウ モノガタリ
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注記
『地図をつくった男たち : 明治の地図の物語』(原書房 2012年刊) を改題し、加筆修正のうえ、第19章を加えて文庫化したもの
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 I-168-1」の表示あり
参考文献: p321-324
内容説明・目次
内容説明
地図作りに全力を傾ける男たちがいた。深山に分け入り、森を渉猟し、1か月を超える野営を繰り返しながら、土地を測り続ける。戦時には大陸へと渡り、仲間を失いながらも測量を行った。明治維新前夜から、国土地理院の前身である参謀本部陸地測量部の時代まで、彼らによって近代日本の基盤が築き上げられてきた。元地理院技官の著者が、その足跡を丹念にたどる。知られざる日本の地図製作と、名もなき技術者たちの奮闘の記録。
目次
- 第1部 維新前夜から維新直後の地図作り(明治維新前夜の測量地図技術;陸軍省最初の測量技術者・福田治軒;沼津兵学校から巣立つ測量地図技術者;傑出したテクノクラート小野友五郎 ほか)
- 第2部 陸地測量部の地図作り(「美しさ」から「正確さ」へ—犠牲となった「かきたてるもの」;未踏の高山を目指した明治期測量隊;測量登山黎明期—登山家ウェストンのころ;劒岳登頂は柴崎芳太郎に何を与えたか ほか)
「BOOKデータベース」 より