戦後日本の抽象美術 : 具体・前衛書・アンフォルメル

書誌事項

戦後日本の抽象美術 : 具体・前衛書・アンフォルメル

尾﨑信一郎著

思文閣出版, 2022.9

タイトル別名

Abstract art in Japan after 1945 : gutai, avant‐garde calligraphy, art informel

戦後日本の抽象美術 : 具体前衛書アンフォルメル

タイトル読み

センゴ ニホン ノ チュウショウ ビジュツ : グタイ・ゼンエイショ・アンフォルメル

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注記

巻末に英文抄訳あり

内容説明・目次

内容説明

GUTAI、『墨美』、アンフォルメル旋風、数々の神話に彩られた一九五〇年代の関西の美術を「素晴らしい遊び場」ではなく、欧米に由来するモダニズム美術の一つの臨界としてとらえ直すことは可能か。学芸員生活三十五年を超える著者が国内外の数々の展覧会カタログに寄稿した論文を通して、浮かび上がる戦後日本の抽象美術の核心。身体と物質、アクションとタプロー、そしてグローバリズム。多くの作家やコレクター、批評家たちと交流する中で日本の戦後美術の連続と断絶を展覧会によって検証してきた著者ならではの視点による戦後美術史の再検討。

目次

  • 第1部 具体とアンフォルメル(具体 絵画へいたるアクション;具体と山村コレクション;アクションの発見一具体、ポロック、カプロー ほか)
  • 第2部 書と抽象絵画(森田子龍と前衛書;書と抽象絵画—1950年代の二つの実践;書とミニマル・アート ほか)
  • 第3部 戦後美術を読み直す(1950年代のキュビスム;アメリカの影;身体と場—日本の戦後美術におけるアクション ほか)

「BOOKデータベース」 より

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