現代語訳南海寄帰内法伝 : 七世紀インド仏教僧伽の日常生活
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現代語訳南海寄帰内法伝 : 七世紀インド仏教僧伽の日常生活
(法蔵館文庫, [ぎ1-1])
法藏館, 2022.11
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ゲンダイゴヤク ナンカイ キキ ナイホウデン : 7セイキ インド ブッキョウ ソウギャ ノ ニチジョウ セイカツ
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Note
標題紙の責任表示: 宮村昭彦
シリーズ番号はブック・ジャケットによる
翻経三蔵義浄法師年譜: p643-652
Description and Table of Contents
Description
七世紀のインドの僧侶は何を食べ、どんな生活をしていたのか—。唐の僧・義浄は、六七一年、戒律を学ぶために海路で天竺(インド)へ。留学先のナーランダー寺院で、インドの気候に即した現実的で健康第一な戒律が実践されていることに驚く。朝起きて一番にすること、歯みがきの方法、トイレのきまり、衣の着方、感染症対策を考慮した食事作法、客人の接待方法、葬式のきまり等。本書は、中国や東南アジアの風習とも比較しながら、当時の衣食住にわたる戒律の実態を報告した、第一級のインド留学レポである。
Table of Contents
- 仏教通史—宇宙開闢から唐代まで
- 破夏非小—夏安居—雨期三ヵ月の合宿—を破っても僧伽内の地位の降下はない
- 対尊之儀—尊像・尊者に対するきまり
- 食座小床—食事は小さな椅子に腰掛けてとる
- 餐分浄触—食事には浄・不浄区別の原則がある
- 食罷去穢—食後に穢れを去る
- 水有二瓶—浄と不浄の二種類の水がある
- 晨旦観虫—朝、水中の虫を観察する
- 朝嚼歯木—朝には歯磨きをする
- 受斎軌則—お斎のきまり
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