昭和史研究の最前線 : 大衆・軍部・マスコミ、戦争への道

書誌事項

昭和史研究の最前線 : 大衆・軍部・マスコミ、戦争への道

筒井清忠編著

(朝日新書, 889)

朝日新聞出版, 2022.11

タイトル別名

昭和史研究の最前線 : 大衆軍部マスコミ戦争への道

タイトル読み

ショウワシ ケンキュウ ノ サイゼンセン : タイシュウ・グンブ・マスコミ、センソウ エノ ミチ

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注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

戦前以来の日本における大衆・世論の強い圧力=「同調圧力」こそ、コロナ禍によって現代にも顕著に現れたこの国の政治・社会の特質である。「同調圧力」というのは大衆社会によって現れる。戦前日本の政治・社会の基底には極めて強い大衆社会化の圧力があり、多くの事件を引き起こしたが、これまで十分に検討されてきたとは言いがたい。本書ではこの点を重要な要素として取り込んで昭和史を検証している。

目次

  • 「軍縮期」の軍人と世論—軍国主義台頭の背景
  • 普通選挙と政党政治—疑獄・乱闘・「党弊」
  • 無産政党の台頭と挫折
  • ロンドン条約・統帥権干犯問題
  • 満州事変
  • 血盟団事件、五・一五事件—公判と世論
  • 国際連盟脱退
  • 帝人事件
  • 二・二六事件
  • 日中戦争—勃発と拡大
  • 三国同盟・ヒトラーと日本世論
  • 近衛新体制と大政翼賛会
  • 日中戦争をめぐる反英米論の展開

「BOOKデータベース」 より

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