近代日本における勧解・調停 : 紛争解決手続の歴史と機能
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書誌事項
近代日本における勧解・調停 : 紛争解決手続の歴史と機能
(大阪大学法史学研究叢書, 4)
大阪大学出版会, 2022.10
- タイトル別名
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近代日本における勧解調停 : 紛争解決手続の歴史と機能
- タイトル読み
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キンダイ ニホン ニオケル カンカイ・チョウテイ : フンソウ カイケツ テツズキ ノ レキシ ト キノウ
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注記
資料勧解についての規定: p376-381
内容説明・目次
内容説明
白黒つけたくない”日本人の法意識のありようを再検討する。勧解制度は、なぜ導入されたのか。どのように運用され、いかなる種類の紛争と関係していたのか。多くの紛争を処理していたにもかかわらず、なぜ廃止されたのか。このような制度面にかかわる疑問とともに、日本における裁判所制度の創設期に勧解が果たした役割とその評価といった思想面、前後の時代への影響について明らかにする。
目次
- 序章 勧解・調停を研究する視角
- 第1章 勧解制度の導入
- 第2章 勧解制度の施行—紛争解決制度形成過程における勧解前置の役割
- 第3章 勧解制度選好の要因
- 第4章 勧解制度の廃止
- 第5章 勧解から督促への変化
- 第6章 勧解と裁判との比較—明治前期の「雇人」事件を中心に
- 第7章 借地借家調停制度成立に至る経緯
- 第8章 一九三〇年代の金銭債務臨時調停制度の特徴
- 終章 ウラオモテの制度と「前段の司法」
「BOOKデータベース」 より