「社会正義」はいつも正しい : 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて

書誌事項

「社会正義」はいつも正しい : 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて

ヘレン・プラックローズ, ジェームズ・リンゼイ著 ; 山形浩生, 森本正史訳

早川書房, 2022.11

タイトル別名

Cynical theories : how activist scholarship made everything about race, gender, and identity : and why this harms everybody

社会正義はいつも正しい : 人種ジェンダーアイデンティティにまつわる捏造のすべて

タイトル読み

「シャカイ セイギ」ワ イツモ タダシイ : ジンシュ、ジェンダー、アイデンティティ ニ マツワル ネツゾウ ノ スベテ

注記

原著 (2020) の全訳

主要参考文献: p365-378

内容説明・目次

内容説明

「男性の肛門を性具で貫くことでトランスフォビアを治す」、フェミニズムの用語で書き換えたヒトラー『わが闘争』等、著者らが学術誌に投稿したデタラメ論文20本中7本が査読を通過した—。現代世界を席捲する「社会正義」その根拠を問う。

目次

  • 第1章 ポストモダニズム—知と権力の革命
  • 第2章 応用ポストモダニズムへの転回—抑圧を現実に
  • 第3章 ポストコロニアル理論—他者救済のために西洋を脱構築する
  • 第4章 クィア理論—ノーマルからの自由
  • 第5章 批判的人種理論と交差性—人種差別を終わらせるために、あらゆるところに人種差別を見い出す
  • 第6章 フェミニズムとジェンダー・スタディーズ—高度化としての単純化
  • 第7章 障害学とファット・スタディーズ—支援グループのアイデンティティ理論
  • 第8章 社会正義研究と思想—社会正義的な真理
  • 第9章 行動する社会正義—机上の空論
  • 第10章 社会正義イデオロギーに代わるもの—アイデンティティ・ポリティクスなきリベラリズム

「BOOKデータベース」 より

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