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夜想交叉路

青山繁晴著

扶桑社, 2022.11

タイトル読み

ヤソウ コウサロ

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内容説明・目次

内容説明

時は、たった今の令和の時代への渡り廊下のような一夜。平成の終わりだけが告げられ、次の時代が令和となることはまだ分からないという平成二十九年、西暦二〇一七年の十二月だ。翌々年の五月には令和の世となる一歩前である。場所は古都の没落した家、そこで始まった何気ない夜に、百年を見渡す物語が思いがけず隠れていた。蔵の財産をすべて捨てるというユニークな直接行動をとる祖母が、ほんとうは日本人と日本社会の闇と格闘する日々を重ねてきた。それを二十九歳、みずからも苦しみのただ中に居る男子の手で明らかにする姿を、意識の流れと呼ぶべき手法も用いて劇的に、哀切に、そして平易に語り尽くす。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC18440067
  • ISBN
    • 9784594093181
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    194p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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