熊楠の神 : 熊野異界と海人族伝説

著者

    • 戸矢, 学 トヤ, マナブ

書誌事項

熊楠の神 : 熊野異界と海人族伝説

戸矢学著

方丈社, 2022.11

タイトル読み

クマグス ノ カミ : クマノ イカイ ト アマゾク デンセツ

大学図書館所蔵 件 / 2

この図書・雑誌をさがす

注記

文献:p287〜289

内容説明・目次

内容説明

信仰とは素朴なものであり、大自然への畏敬の心である。熊野に耽溺した南方熊楠をとおして、神道の原型と本来の信仰の姿に迫る意欲作。

目次

  • 第1章 “血脈”熊楠と海人族—オオヒルメ伝説が暗示する聖なる血脈(熊楠の血脈について;祭祀氏族 ほか)
  • 第2章 “精霊”熊野の神—家都美御子の正体(熊野神の正体;まず、神林あり。 ほか)
  • 第3章 “異界”熊野と常世—死の国・補陀洛へ(地の果て;熊野権現垂迹縁起 ほか)
  • 第4章 “詛言”熊楠と言霊—熊野への黄泉がえり(「祟り」ということ;言挙げする熊楠 ほか)
  • 第5章 “反転”熊楠と神—「さかさまの世と相成りたるに候」(熊楠の神道観;狂人か神か ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ