放哉の本を読まずに孤独
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放哉の本を読まずに孤独
春陽堂書店, 2022.8
- タイトル読み
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ホウサイ ノ ホン オ ヨマズニ コドク
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内容説明・目次
内容説明
妄想文学の鬼才が孤高の俳人・尾崎放哉の自由律俳句から着想を得た散文と俳句。あるひとつの俳句から生まれる新しい物語—。
目次
- はじめに 咳をしても一人
- 雨の傘たてかけておみくぢをひく
- たつた一人になり切つて夕空
- 昼寝起きればつかれた物のかげばかり
- 氷店がひよいと出来て白波
- ほのかなる草花の香ひを嗅ぎ出さうとする
- 小さい時の自分が居つた写真を突き出される
- 人をそしる心をすて豆の皮むく
- 寒さころがる落葉が水ぎわでとまつた
- 今朝の夢を忘れて草むしりをして居た〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より