未知なる人体への旅 : 自然界と体の不思議な関係
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書誌事項
未知なる人体への旅 : 自然界と体の不思議な関係
NHK出版, 2022.11
- タイトル別名
-
The unseen body : a doctor's journey through the hidden wonders of human anatomy
未知なる人体への旅 : 自然界と体の不思議な関係
- タイトル読み
-
ミチ ナル ジンタイ エノ タビ : シゼンカイ ト カラダ ノ フシギナ カンケイ
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注記
参考文献: p338-342
内容説明・目次
内容説明
血液は「体内を流れる川」であり、心臓は流れが滞らないよう指揮をとる。脳は「自分だけの高い山」であり、人体にとっての奥深い展望台だ—。北極圏、ネパール高地、アメリカ先住民居留地など世界各地で医療活動をおこなってきた著者は、体内の器官を理解するために自然の生態系への深い知識が必要だと気づく。人間は自然という大きな「体」のひとつの器官であり、内臓どうしは体内の生態系として互いに連携してはたらいているのだ。喉、心臓、脳、尿など15の器官と体液を取りあげ、自然界を通して得た豊かな知識と深い洞察をもとに現役医師が語る人体の驚異と奇跡の物語。
目次
- はじめに—奥深い人体をめぐる旅
- 喉—体が“生から抜け出る道”
- 心臓—健康を分刻みで守る最重要の臓器
- 便—内臓の重要な情報を伝える人体の廃棄物
- 生殖器—未来志向の特殊な器官
- 肝臓—体のゲートキーパー
- 松果体—睡眠の守護者
- 脳—世界を見るための深遠な展望台
- 皮膚—臓器の問題を映し出す鏡
- 尿—体内に広がる太古の海
- 脂肪—隠れたヒーロー
- 肺—汚染物質を防ぐ神聖なバリア
- 目—もっとも優美でもっとも脆い器官
- 粘液—病原体と闘う万能の防衛兵器
- 指—体内の重要な情報を知らせる末端部位
- 血液—全身に栄養を届ける貴重な体液
「BOOKデータベース」 より