ウィリアム・フォークナーの日本訪問 : 冷戦と文学のポリティクス
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ウィリアム・フォークナーの日本訪問 : 冷戦と文学のポリティクス
松籟社, 2022.11
- タイトル別名
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ウィリアムフォークナーの日本訪問 : 冷戦と文学のポリティクス
- タイトル読み
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ウィリアム・フォークナー ノ ニホン ホウモン : レイセン ト ブンガク ノ ポリティクス
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注記
その他の著者: 山本裕子, 山根亮一, 森有礼, 越智博美, 松原陽子, 金澤哲
引用文献, 参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
文化冷戦の最前線=日本へのノーベル賞作家フォークナー訪問。その背景と実態、影響を探る。敗戦後10年となる1955年、ノーベル賞作家W・フォークナーが来日し、作家・文化人や英米文学研究者、一般市民と交流した。戦後日本の文化史において重要な位置を占めるこのイベントは、冷戦期アメリカの文化外交の一環に他ならなかった。文化と政治が交錯する焦点となったフォークナー訪日、その意味と影響を改めて検討する。
目次
- 第1部 フォークナー訪日の実際(日本におけるフォークナーの足跡と『長野でのフォークナー』;フォークナー訪日と高見順—届かなかった手紙;映画になったフォークナー—『日本の印象』とUSIS;その広大な紙面にて—ウィリアム・フォークナーと文化冷戦の言語アリーナ)
- 第2部 フォークナー訪日と同時代の日本文化(太平洋戦争の記憶、『ゴジラ』、そしてフォークナー訪日の意義;フォークナー来日と日本におけるアメリカ文学の制度化)
- 第3部 訪日とフォークナー文学(冷戦戦士のもう一つの顔—『寓話』と『館』にみる南部的想像力;教育の可能性—長野セミナーと『町』)
「BOOKデータベース」 より