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移住労働とディアスポラ政策 : 国境を越える人の移動をめぐる送出国のパースペクティブ

明石純一編著 ; 首藤もと子 [ほか] 著

筑波大学出版会 , 丸善出版 (発売), 2022.11

タイトル別名

Labor migration and diaspora policy : sending countries' perspectives on cross-border movements of people

タイトル読み

イジュウ ロウドウ ト ディアスポラ セイサク : コッキョウ オ コエル ヒト ノ イドウ オ メグル ソウシュツコク ノ パースペクティブ

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注記

その他の著者: 小川玲子, 安里和晃, 馬文甜, 手塚沙織, 青木元, 人見泰弘, 鹿毛理恵, 櫻間瑞希, 佐々木優香

引用・参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

本書は、移住労働者を中心とする人の国際移動の現在や、それに付随する政策課題について、送出国側の政策・制度・アクターの動向とあわせて読み解こうとするものである。本書は2部構成となっており、第1部では、移住労働の背景・過程・帰結を、関係各国の政治経済的文脈と関連づけながら、実証的に分析している。第2部では、自国出身の国際移住者に対する送出国政府の働きかけ、すなわちディアスポラ政策の展開を考察している。

目次

  • 序論 現代における人の越境—アジアと日本
  • 第1部 移住労働の枠組み—課題と挑戦(移住労働をめぐるASEANの地域ガバナンス—制度化の動向と課題;アジアを越境するケア労働の制度化過程;特定技能制度の創設と国際労働市場をめぐる送出国の動向;中国人の海外就労をめぐる政策史的考察;米印間の高度人材の移動をめぐる齟齬とせめぎあい—WTOへの提訴から ほか)
  • 第2部 ディアスポラ政策の展開とエスニックコミュニティの現在(移民出身国と在外自国民—ビルマ(ミャンマー)のディアスポラ政策とその影響;スリランカン・ディアスポラの変遷と労働力輸出政策;タタールスタン共和国によるディアスポラ政策と各地のタタール・コミュニティ;在日ブラジル人の定住化をめぐるディアスポラ政策の展開と実践)
  • 終論 国境を越える人の移動が紡ぐ新しい関係

「BOOKデータベース」 より

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