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子午

北方謙三著

(チンギス紀 / 北方謙三著, 15)

集英社, 2022.11

Title Transcription

シゴ

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Note

初出「小説すばる」2022年5月号-8月号、単行本化にあたり加筆・修正したもの

Description and Table of Contents

Description

ホラズム国の精鋭部隊が、それぞれにチンギスの首を狙う。ついにチンギス本隊とホラズム軍があいまみえる—。モンゴル軍がオトラルを攻囲して半年以上が過ぎた。モンゴル軍の兵站に乱れはみられず、オトラルを守るイナルチュクの予想を超えた事態が生じる。スブタイとジェベはブハラを押さえ、サマルカンドを牽制していた。アラーウッディーンは、皇子ジャラールッディーンの副官テムル・メリクにある任務を与え、トルケン太后は三百騎を率いる女隊長・華蓮にチンギスの首を奪るよう命ずる。マルガーシが所属する皇子軍、テルゲノが率いる遊軍、華蓮の軍のそれぞれが、チンギスの命を狙っていた—。

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