赤屋敷殺人事件
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書誌事項
赤屋敷殺人事件
(論創海外ミステリ, 290 . 横溝正史翻訳セレクション||ヨコミゾ セイシ ホンヤク セレクション)
論創社, 2022.12
- タイトル別名
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The red house murder
- タイトル読み
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アカヤシキ サツジン ジケン
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内容説明・目次
内容説明
現在推理小説とよばれている探偵小説が、摩訶不思議な謎の提供と、一分の隙もない論理的な解明という、長篇小説の形で定着したのは、一九二〇年代から三〇年代の初期のことではなかったろうか。私がはじめてそういう傾向の探偵小説にぶつかったのは、大阪薬専の学生時代のことであった。物はA・A・ミルンの「赤い家の秘密」であった。当時神戸から大阪の学校へ汽車通学をしていた私は、神戸の古本屋で全冊見つけて揃えると、汽車の中で、教室で、講議もそっちのけにして、教師にかくれて貪り読んだ。(横溝正史「推理小説の故郷」より)
目次
- 赤屋敷殺人事件
- 推理小説の故郷(横溝正史)
- 父を支えた猫たち犬たち(野本瑠美)
「BOOKデータベース」 より