昭和史の核心
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昭和史の核心
(PHP新書, 1335)
PHP研究所, 2022.12
- タイトル読み
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ショウワシ ノ カクシン
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内容説明・目次
内容説明
日本人の心情と生活の根底には、鎖国時代に培われた実利主義が延々と生きている。しかしその伝統的実利主義を放棄してしまった時代があった。勝つ見込みのない戦争に突入した、昭和前期である—。戦争の悲劇が生まれた根本的な原因に迫るほか、令和の為政者が昭和史から学ぶべきこと、「報道されなかった東南海地震」「ローマ字社会になりかけた日本」などの昭和史秘史を紐解く。さらに、東京帝大時代に100メートル走の未公認世界記録を出した外交官藤井実、翼賛政治会を議会で批判した中野正剛など、語り継ぎたい日本人についても取り上げる。
目次
- 序論 令和の今、何を昭和史に学ぶか
- 第1章 日本人への教訓(永井荷風の虚無;報道されなかった東南海地震 ほか)
- 第2章 為政者よ、昭和史に学べ(安倍首相のやじ;スピーチでオバマ大統領に対抗できる首相は? ほか)
- 第3章 知っておきたい近現代史(昭和天皇の自由な幼年期;民間人の戦死者、都道府県ごとの差 ほか)
- 第4章 語り継ぐべき人々(荒尾精—日清戦争後の日本人への怒り;特攻に反対した部隊長 ほか)
- 第5章 論じること、語ること(政治家論の時代;「北海道学」創設を目指して ほか)
「BOOKデータベース」 より