明治維新と「公議」 : 議会・多数決・一致
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明治維新と「公議」 : 議会・多数決・一致
吉川弘文館, 2023.1
- タイトル別名
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明治維新と公議 : 議会多数決一致
- タイトル読み
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メイジ イシン ト「コウギ」 : ギカイ・タスウケツ・イッチ
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注記
博士論文 (立命館大学, 2020年度提出) をもとに、大幅に加筆・修正を加えて再構成したもの
内容説明・目次
内容説明
明治維新という社会変革を画期として、政治的な合意システムが「全会一致」から一人一票の「多数決」へと移行していく。近代の議会制度が導入された地域社会のなかで「公議」概念はどのように変容し、制度として定着していったのか。静岡県各地の事例を丹念に調査・検討し、“合意形成のあり方の変容”という切り口からその実態に迫る注目の一冊。
目次
- 本書の視角と課題
- 第1部 地方行政権力の成立と制度化される「公議」(領主権力の解体と広域の「公議」—「三河国藩集会」を事例に;議事機関における官民関係と「公議」の実態—韮山県・足柄県を事例に;地方民会と「多数決」の波紋—浜松県を事例に)
- 第2部 近代社会の形成と「公議」の変容(地租改正と「多数決」の導入—静岡県駿河国地域を事例に;近代社会としての「村」の形成—「多数決」の規範化と「共同性」の再構築;「公議輿論」の成立)
- “合意秩序”の変容としての明治維新
「BOOKデータベース」 より